太陽彩層高度の極 : 赤道差の検出の試み(第1回科学部研究報告)
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概要
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太陽の彩層の高度は、赤道部分より極部分の方が高いと言われている。ビッグベア観測所の口径65cmの太陽望遠鏡を使って観測したJohannessonとZirin(1996)は、彩層高度は極の方が赤道より約2"(1600〜1700km)高いことを報告した。これは、小□径望遠鏡の分解能より大きい値である。そのことを踏まえると,本校の小口径望遠鏡でもその検出が可能であると考えられる。そこで、Hαフィルタを用いて本校の望遠鏡での検出を試みた。測定の結果、彩層高度の極赤道差は検出できたが、それは測定誤差を十分に超えるものではなかった。
- 米子工業高等専門学校の論文
著者
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阿部 勝世
米子工業高等専門学校機械工学科
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平田 佐保子
米子工業高等専門学校電子制御工学科
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原明 亜矢子
米子工業高等専門学校物質工学科
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森次 奈津子
米子工業高等専門学校物質工学科
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高見 直道
米子工業高等専門学校機械工学科
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竹内 彰継
米子工業高等専門学校一般科目
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田中 立造
米子工業高等専門学校一般科目
-
田中 立造
米子工業高専
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