施設配列から見た中心商店街の詳細構成に関する分析的研究
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概要
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近年における中心市街地の空洞化という現象は、商店街の疲弊という側面に最も顕著に現れている。その商店街を形成している通り毎に見ると、その構成機能も疲弊の程度も様々であり中心市街地を総体として見るだけでは、問題点の把握も準備する対策の検討にも不十分であるように思える。そこで本研究では、商店街の各通り(モール)の実態を詳細に把握することを通して、内部様相の多様性を明らかにする。分析に用いる変数は物理的要素であり、特にモール沿いの施設の配列順序と密度に関する指標化、並びに各モールの複数特性に基づく類型的把握による一般化を試み、それらの有効性の検討を行う。なお分析の対象は、熊本県下の地方小都市である宇土、菊池、山鹿、人吉の4市の中心商店街である。
- 崇城大学の論文
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