都市公園利用に関する周辺土地利用の影響について
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概要
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今日、公共事業の効率化、投資効果の明確化がさかんに叫ばれている。また、公共事業の重点が産業重視から生活関連重視へと変化している。こうした中で、都市公園の整備は公共事業に占める重要度を増してきている。しかし、都市公園の整備に対する投資効果の把握は十分になされているとはいえない状況である。従来、都市公園の整備目標としては住民1人あたりの公園面積や標準的な配置パターンに基づくものがあるが、このような指標では都市のどこに公園を建設すれば最も効果的であるのか評価することができない。本研究では、公園がどのように利用されているのかを調査し、利用者の多少や遊び・休憩といった利用行動は公園のある場所に影響されるものとして、公園周辺の土地利用状況が利用行動に与える要因を明らかにするものである。
- 崇城大学の論文