低遅延時間保証の実時間IP通信を指向して,一方向性で多元伝達速度型の伝送資源連鎖の可変的利用選択を実現するインターネット基盤構造の一考察
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概要
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The Internetの形でのコンピュータ通信網が台頭し既存の伝統的な公衆電気通信網システム群と公衆ラジオ・テレビ放送システム群の脇で急速成長しつつあることに注目する.インターネットは,既存サービスシステム群の展開規模を考え合わせると,これらを部分的に蚕食しつつある勢いであるが,当分は共存すると思われる.又,インターネット通信システム自身の中では,高速・QoS保証型に重点を推移しつつ「QoS保証+Best Effort」共存の方向に進むと見られる.この場合の,OSI Layer 1&2物理的伝送資源提供ネットワーク階梯において導入するべき,Paradigm Shift,構造変更について考察する.具体的には,マルチメディア情報ネットワーキングシステムの全体鳥瞰像や通信ノードシステムの一般構造に留意して,標題に表した様にQoSの中で特に「低遅延時間」保証を指向しつつ,「一方向伝送Link連鎖」を運用単位にとった基盤構造に関する新提案を示す.更に,資源割り当て方式と適用料金政策に関する多様な新可能性についての問題提起を示す.
- 東海大学の論文
- 2002-03-30
著者
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