くさび面上の二次元衝突噴流 : φ=30°の場合の乱れの特性と乱れエネルギー収支
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概要
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本研究はくさびに衝突する二次元噴流について,その特性を実験的に解明したものである。実験で用いたくさびの頂角は90°で,くさび面は噴流中心軸に対して30°の傾きを持たせてある。ここでは,くさび面上の流れ場における乱れの特性と乱れエネルギー収支を調べた。 その結果,くさび先端の壁面付近で乱れ強さ√<u^2>/U_m,√<v^2>/U_m,√<w^2>/u_Mは最も強く,レイノルズ応力<uw>^^^-/U^2_jの等値線に負の領域があること,また乱れエネルギ収支には負の生成が存在すること等を明らかにした。
- 大同工業大学の論文
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