知的障害教育の先達 : 近藤益雄の学力保障に関する研究
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概要
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戦後の知的障害教育の先駆者である近藤益雄(1907-1964)の教育実践を5つの時期に区分して、学力保障という面より照射してみた。そして、近藤実践のもつ現代的意義を明らかにしてみた。結論として、(1)生活に帰するという視点より捉えられたものであって、生活実態や子どもの内面に即した、生きる力や生きてはたらく力の保障を求めていた。(2)総合活動の領域は生活の核としてまとまりを示す領域を考えていたという2点を導いた。
- 岡崎女子短期大学の論文
- 2003-03-25
著者
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