消費水準とマクロ・マーケティング
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概要
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本稿は,近年低迷する消費水準に対してマクロ・レベルのマーケティングがいかにかかわるかという具体的課題にマーケティング・サイエンス・モデルの諸ステップを適用して,実証分析をおこなうことにより,課題への結論を導き,社会指標分析から生じた地域社会発展段階モデルの高度化を目指すものである。本研究の操作上,プル方式とプッシュ方式からなるマクロ・マーケティングは小売業からの年間購買額としての商品の消費水準に対し,顕在的順機能を果たすが,その寄与力は社会空間の諸特性の集約体たる地域社会発展段階(零細段階,都市段階,飽和段階)に応じて割り引かれるべきものと結論されたうえ,種々の提言がなされる。
- 慶應義塾大学の論文
- 2000-12-25
著者
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