ダイナミック・マネジメント
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概要
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環境変化に対応し,変身を図っていくことは他社に対し持続的な競争優位性を得るための重要な源泉である。これを可能にするマネジメントのあり方として本稿では,ダイナミック・マネジメントを提唱している。ダイナミック・マネジメントとは,環境の変化に企業がダイナミックに適応していこうとするマネジメントを指す。企業は人を主要構成要素としているが,人のスキーマは異なり,企業では合成された意思決定が行われるところから意思決定に場での行動には不合理な行動も見られる。曖昧性を前提とすると企業が目指すべきはある環境空間における相対的優位性である。相対的優位性を得る可能性は人材管理と企業の姿勢のあり方によって高められる。ダイナミック・マネジメントではサブ・システムとしてダイナミック・アカウンテイングを包摂している。
- 慶應義塾大学の論文
- 2000-02-25
著者
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