小売形態の選択行動と市場シェア分析
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概要
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本研究の目的は. Lancasterの新需要理論の考えを小売形態選択に適用し,小売形態が提供する市場提供物の差異と市場シェアの変化の相互関係に関して理論的,実証的分析を試みることである。そのために,まず,新需要理論の考えを基盤にして,市場提供物に内在する店舗属性,消費者が支払う製品価格,製品価格以外の買物コストを考慮しながら,小売形態に関する消費者選択,および市場シェアを算出する理論枠組を作成する。最後に,その理論枠組に基づいた調査仮説に沿って実証分析を展開することにより理論枠組の妥当性が第1次接近の形で吟味される。
- 慶應義塾大学の論文
- 1998-02-25