昭和55年から56年頃、臨床では、老人の患者が目に見えて増えてきた。病気は治らない、病院に戻ってくる、ずっと入院して亡くなるといった状況に限界を感じた。昭和58年に老人医療費の制度が変わり、病院は老人患者を退院させたい、しかし嫁はひきとりたくないという問題が生じた。 ...
札幌医学大学