<書評>堺比呂志著『菅江真澄とアイヌ』
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概要
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本稿では、二つのテーマ設定を行なうことにした。一つは本書のいわゆる「紹介」部分である。各章ごとに大づかみにまとめ、内容紹介を行ないたい。二つ目は本書の「位置づけ」部分である。ここでは先行の諸論文を下地としながら、本書『菅江真澄とアイヌ』の日本民族学内での位置づけを行ないたい。菅江真澄を底辺に据え、柳田国男とアイヌの関係について若干ながら意見を述べていく。・・・
本稿では、二つのテーマ設定を行なうことにした。一つは本書のいわゆる「紹介」部分である。各章ごとに大づかみにまとめ、内容紹介を行ないたい。二つ目は本書の「位置づけ」部分である。ここでは先行の諸論文を下地としながら、本書『菅江真澄とアイヌ』の日本民族学内での位置づけを行ないたい。菅江真澄を底辺に据え、柳田国男とアイヌの関係について若干ながら意見を述べていく。・・・