謡曲〈忠度〉八段は、次のような[クリ]・[サシ]から始まる。[クリ]地[?]げにや和歌の家に生まれ、その道を嗜み、敷島の陰に奇つしこと、人倫において専らなり。[サシ]ワキ中にもこの忠度は文武二道を受け給ひて世上に眼高し、地[?]そもそも ...
筑波大学大学院 文芸・言語研究科 学生