バックラッシュと多文化主義
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概要
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1990年代は,白人多数派からの非白人と新移民に対する激しいバックラッシュの十年であった。特にアファーマティブ・アクションと多文化主義が批判にさらされた。アファーマティブ・アクションは,白人に対する<逆差別>であるとして,司法も行政もアファーマティブ・アクションを廃止する方向にある。多文化主義については,ヨーロッパ的伝統を基軸にしたアメリカニズムを分断した悪の概念として攻撃されている。ヒステリックともおもえる白人多数派の言動の裏には,2050年頃には起こると予想されている白人多数派の少数派現象(Majority-Minority)への不安と恐怖が深く拘わっていると考えられる。この人口逆転現象がアメリカの社会と文化に今は想像もつかないインパクトを与えることは間違いない。これによってアメリカ社会が分裂するのか,それとも国家を再統合する新しい思想を生み出すことができるのか,重大な局面にさしかかっている。
- 2001-12-25
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