Geometric Accuracy of Workpieces in Grinding
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概要
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研削加工は, 主として切削加工後の熱処理のために変形した工作物を再加工して, 所定の寸法, 形状を得るために行われる。従って, 多くの場合, 機械加工の最終工程として行われるので, 研削加工後の工作物の精度は, それらを組立てることによって出来上がる各種の機械の性能に大きな影響を及ぼす。本稿は, 著者がこれまでに経験した研削加工精度に関する諸問題のうち, 工学的にも興味深く, 工業的にも有用と考えられるいくつかを抜出して解説したものである。これによれば, 研削力に起因する加工系の弾性変影, 研削熱に起因する工作物の熱変形は最も大きな誤差源である事が明らかにされている。また, 加工系の弾性変影を積極的に利用する事によって加工精度を向上させる事を提案している。
- 湘南工科大学の論文
- 1992-03-31
著者
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