<論文>ビジネス日本語教育における教育目標の設定について : 文化・習慣についての重要性を考える
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概要
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言語は,その言語が用いられている世界に影響を及ぼすものであり,また同時に,その世界によって影響を受けるものである。言語の背景にある世界(価値観・信念・意味など)は文化であり,その意味で言語は文化の一部でもある。であるから,外国語の教育を行なう場合,その言語の背景にある文化的なことがらを学習者に提示するのは必須のことである。そして,その外国語教育がビジネス活動のために学習している人々を対象とする場合,さらに文化の重要性は大きい。そこで,実際に日本語でビジネス活動を行なっている外国人ビジネスマンに対して行なったアンケート調査の結果から,ビジネス日本語教育において取り上げる文化・習慣的項目を明らかにする。また,その結果をビジネス日本語教育のコースデザインの際の教育目標設定時にどう活かしていくことができるか,また,どう活かしていく必要があるのかについて述べる。
- 国際基督教大学の論文
- 1996-03-31
著者
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