<English Paper Original Paper>The Controversy about The Diviners by Margaret Laurence
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マーガレット・ローレンスの作品「占い者達」は, 性的描写が露骨であるとか, 冒漬的であるなどと攻撃を受けた.作中人物は低階層出身であり, 彼らの話し方もそれにふさわしいものである必要があった.また, 作品中で必要であれば, ローレンスは躊躇なく性的場面を描写した.主人公モラーグは性を男性同様楽しむ女性であり, 従来描かれてきたような男性に従属的な女性ではない.この作品を攻撃する人たちはそのような一面にばかり目を奪われ, モラーグが如何に母性的であるかを, また, 人生は苦しみや惨めさに満ちているが, 相互理解の可能性があるという, ローレンスが人生について語る真実を見落としている.ローレンスは女性の視点で女性の葛藤を描いた.
- 1991-10-11
著者
関連論文
- Moebius syndrome, pituitary dwarfism and hypoplastic optic disc REPLY
- The Controversy about The Diviners by Margaret Laurence
- Jackson's Dilemma is Iris Murdoch's "Tempest"
- Is Perfect Love Possible? : Franca's Agony in The Message to the Planet
- Short Stories by Margaret Laurence
- Dora's Growth in The Bell
- The Fusion of West and East as Seen in Deep River and in Jackson's Dilemma