<講演>問題解決過程としてのプログラミング (<研究会報告>「情報処理教育」研究会プログラム)
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概要
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今日の文科系大学のプログラミング教育は,学生たちに情報処理の読み書き的基礎を与える教育の一環をなすものであるが,プログラムの仕様を定めてこれを設計製作し完成させる過程は典型的な問題解決過程であり,少し複雑な問題になると,計画的な取組がなされないかぎり成功は容易ではない。一方大学においてPDCAに代表される仕事の進め方(動的知識)の基礎を教えることは重要であるが,日本の大学教育がこの面において弱体であることは否めない。筆者は文科系大学におけるプログラミング教育を動的知識体得の場として位置づけることの意義を確信し,若干の試行結果をもとにこれを提案するものである。
- 札幌学院大学の論文
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