大清律輯註考釈(四)
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概要
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本稿は,清律の律文を沈之奇の注釈『大清律輯註』に即して解釈したものである。沈之奇は清律を体系的に理解しようとしており,その理解をおさえておくことは,中国における法的思惟の歴史的展開を解明するための必須の作業である。本号では前号に続き,闘殴篇良賎相殴律から同姓親族相殴律までをあつかう。人命篇謀殺人〜戯殺誤殺過失殺傷人『人文論叢』第16号,1999年人命篇夫殴死有罪妻妾〜同行知有謀害。闘殴篇闘殴,保辜限期『人文論叢』第17号,2000年闘殴篇宮内忿争〜威力制縛人『人文論叢』第18号,2001年闘殴篇
- 三重大学の論文
- 2002-03-25