藺草のポット実驗を可能にする爲の一実驗(予報) : (1) 遮光操作による地上莖及地下莖の伸長調節
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概要
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藺草に対する栽培学的, 育種学的研究を圃場栽培よりポット栽培に移行する方法とその可能性を檢討する目的を以て本実驗を行つた。1 ポットの周囲に簡單な藁莚等の遮光壁を設ける事によつてその目的を達する事を知つた。この操作によつてポット栽培に於ける生育相を標準栽培に於ける生育相と極めて類似させる事が可能である事が判つた。2 遮光壁を設置する時期は5月中旬が適当と考へられる。3 遮光壁の高さは約(30)^<cm>が適当と考へられる。4 地上茎の草丈伸長促進状況は第1表及第2図の如くである。5 地土茎の草丈別分蘗本数は第2表の如くである。
- 京都府立大学の論文
- 1953-01-25
著者
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