目で見て自分から手を出す授業づくり : Sさんの事例を通して
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概要
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肢体不自由養護学校中学部において,「目で見ること」「自分で手を出して使うこと」をねらった取り組みを行った。平成12年度は「ドミノ倒し」,「光りのパネルシアター」という題材で,目で見て手を出すことを中心に行い,平成13年度は「木登りゲーム」「パネルシアター6つの色」という題材で,出した手を使うことを中心に行った。また,2年間を通し,選択する場面を多く設定した。その経過の中で,見ること,手の使い方を覚え,手を使おうという意欲が高くなった。また,友達を意識し,教師の問いかけにもすぐに応えるようになった。
- 北海道教育大学の論文
- 2002-02-05