個別の指導計画における保護者との連携 : 保護者の参加と協力を得るための工夫
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概要
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個別の指導計画を進める中で,保護者との連携を図るいくつかの工夫を試みた。取り組みの結果,次のような成果が得られた。(1)教師が指導目標リストを作成し,各目標について保護者に適切かどうかチェックしてもらうことにより,指導目標の設定や共通理解が図りやすくなった。(2)学期末に教師と保護者による目標の評価を行うことにより,達成された目標について互いに確認できたり,次学期の目標や指導方法などについて具体的な話をすることができた。(3)保護者と協力した指導により,いくつかの目標で指導の成果が得られた。また,課題として,個別の指導計画,連絡帳及び通知票の様式,個別懇談のもち方などの改善をあげた。
- 北海道教育大学の論文
- 2001-02-09