ぼくの休みたいときに休ませてよ
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概要
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不登校学級を担当して4年目の今年,練君という6年生の児童を担当した。練君を担当するのは2度目であり,私にとって再挑戦であった。私は,「まず,受容しよう。そして練君が居場所を見つけられるようにしよう。」という心構えでスタートした。ところが実際は,練君に対して何かするというよりもむしろ,練君に助けられたり励まされたり,気づかされることのほうが多くあったのだ。そして練君とのかかわりからは,不登校のみならずどんな子どもとかかわる時にも原点となるであろう多くの事柄が見出されたのである。あたりまえのようでありながら気づかずにいた私に,練君が光をくれたのだった。
- 北海道教育大学の論文
- 2001-02-09