大型木製スロープとスクーターボードについて
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概要
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20数年前,筆者の一人は,A校でスクーターボードに出会った。そのときは,感覚統合法の講習を受けた指導のもとであった。その後,B校に転勤し,そこでは自由な発想のもとで,遊びを中心とした関わりのなかに,スクーターボードの導入を試みた。その結果,教育的=学習的な意味で,非常に有効であると思われる場面があった。楡の会は,障害をもつ就学前幼児の通園施設である。図に示すような,組立式のすべり台(スロープ)とスクーターボードを用意し,主として,知的障害幼児の反応を見た。その経過を,保育者の感想を交えて報告する。
- 北海道教育大学の論文
- 1996-03-15