自律訓練法は1920年代の科学的な催眠研究の中から生まれてきた心理生理的な治療法で、中性的催眠状態にみられる治療的な作用を得るために体系化された一種のセルフコントロール法をもいえます。自律訓練法には緊張の緩和や抗ストレス効果などがあり、これまで心身症の基本的な治療法として広く適用されてきています。 ...
心理学系助教授