神奈川県における工業構造の変化と工業団地の地域的展開
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概要
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筆者は,経済地理学の立場から,1956年(昭和31)制定の首都圏整備法における都市開発区域内にある埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬・山梨の6県について,それぞれ順次,「工業団地の地域的展開」について実証的研究を行い,その成果を本学紀要27集(1993)から32集(1998)まで毎年掲載してきた.本研究もその延長にあるものであるが,昨年は自己都合で投稿出来なかった.そこで今回改めて,その研究成果である表題の「神奈川県における工業構造の変化と工業団地の地域的展開」を投稿した次第である.来年度以降,東京都の場合について,さらに首都圏以外の周辺の二,三の県を調査して本研究を完結し,上梓することを願っている.単なる希望に終るかも知れない.いずれにしても,筆者としては,首都圏整備法および工業制限3法(工業立地法・工場等制限法・工業再配置法)の成果を検証するにとどまる意図は全くなく,工業団地の展開を通して,経済(工業)地理学の立場から,生産・生活の場である地域構造の変容に関心がある.
- 文教大学の論文
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