かつて信奉していたヘーゲル的観念論から離脱したラッセルは、ほとんどあらゆる種類のものの存在を認めることによって彼独自の哲学活動を本格的に開始したが、やがて大きな転機を迎え、一つの重要な種類のものを自身の存在目録から抹消するようになった。 ...
筑波大学哲学・思想学系