本稿は、共著『経済原理』(筆者はそのうちの利潤論と利子論を担当している)の利潤論の部分の草稿として、一九七六年七月末から八月初めにかけて、書いたものである。その後、この共著書の執筆方針に変更があったので、別の原稿を準備しなくてはならなくなったが、本稿は筆者自身の利潤論の展開を示しているので ...
Nagatani Kiyoshi
筑波大学社会科学系助教授