琉球大学附属図書館における情報リテラシー教育
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概要
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大学教育においては、いわゆる情報リテラシーを身につけた学生を養成することが社会から期待されている。また一方、大学図書館においては情報社会の進展とともに、さまざまな情報メディアによるサービスが求められ、それらの要求に対応できるかどうかが、今後の図書館のありようを方向づける「試金石」ともなってる。その様ななか平成9年4月、琉球大学附属図書館では電子情報係を設置とともに情報リテラシー教育を開始した。当初はCD-ROMデータベースサービスの定着を目的とした利用者教育であったが、実際に取り組む過程で図書館における情報リテラシー教育は、情報メディアを総合的にプログラム化して取り上げる必要があるということを学び、さらに大学カリキュラムにこれを組み込んでいく必要性に気づいた。情報リテラシー教育は、問題解決型教育への転換を求められている大学教育を支援するものとして、図書館や図書館職員は大学全体に貢献できるのではないかと思われる。
- 大学図書館研究編集委員会の論文
著者
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