図書館の統合に伴う使用分類表の変更 : 一橋大学附属図書館分類変更作業事例報告
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概要
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一橋大学附属図書館は、1995年2月20日よりそれまで使っていた独自分類表を凍結し、NDC9版に基づいて作成した図書配架コード表の使用を開始した。従来の分類にかわるこの図書配架表は、NDC9版の分類記号の4桁のピリオドをとったかたちをコード化したもので、文人社会科学系大学の特色を生かした411項目の書架分類となっている。これは小平分館と国立本館とを統合し、国立の元開架棟を増改築して学習図書館機能を拡充する事を契機としたものである。その学習図書館である新館の開館日1996年10月14日にあわせて、利用頻度の高い和図書及び和洋の参考図書の分類変更作業を行った。