<解説>医薬品, 薬物情報および薬物情報システム : 国としての政策の必要性
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概要
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D.I.システムに対する必要性を, 著者は次の5分野から総括的に論じた。すなわち, (1)医薬品の市販許可前の審査, (2)医師に対するD.I.サービス, (3)医薬品の市販後監査, (4)医薬品保険の請求書処理, (5)病院における医薬品購入, 計算, 請求および流通, 各分野においてさらに開発すべきシステム方式が必要であることが解析されたが, 最も重要な点は独立したD.I.システムの開発でなく, 多方面の必要性に応じ得るシステムの開発である。公共的な政策として, 多目的のD.I.システムの開発と援助とを目標とすべきである。
- 神戸学院大学の論文
- 1982-02-10