<原著>援助的保育者に関する一研究 : 保育場面における事例の検討
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概要
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日常の保育場面において,保育者がどのようにかかわりを持つかによってあらゆる面での子どもの発達に影響をおよぼしてくる。ここでは,実際の保育場面での保育者と子どものかかわりを事例として示し,その場面の中での保育者と子どもとの応答に関して分析をし,その応答様式がカウンセリング・マインドで接した場合,どう場面が展開していくかを示し,カウンセリング・マインドで保育にかわるとなぜ円滑にいくのか,またなぜカウンセリング・マインドで保育者がいることが大切なのか,ということを事例をとおして説明したものである。その結果として,日常の保育の場においてもカウンセリング・マインドで接することは効果ある保育となることが認められた。
- 1995-04-01