IMPACT OF THE NEW CEP PROGRAM : A QUALITITIVE ANALYSIS
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概要
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平安女学院短期大学においてRandall Turhune氏により1996年に始められたCEPプログラムも2000年で5年目を迎えたが,今年度からプログラム全体をより総合的に捉えなおし,授業内容を重視したトピック中心(topic-based)で,且つ学生の自主性を重んじた学生中心(students-centered)の授業を行うべく,名称をNEW CEPプログラムと改め,新たな出発をした。即ち,一定のトピックのもとにCollege Englishのreading/writingを日本人の教師が,College English のlistening/speakingを外国人教師が担当し,相互に緊密な連携プレーを保ちながらより一層学生の英語能力の向上を促し,学生の要望に応えるべくより効果的な実用英語習得を試みたのである。この論文は2000年4月,及び7月のミシガンテスト実施の際に行われたNEW CEPプログラムに関する記述式アンケート,各トピック別に提出された学生のportfolio,学生へのインタビュー,及び教師による授業参観を資料にして1999年度のCEPプログラムと2000年度のNEW CEPプログラムを比較検討し,NEW CEPプログラムの妥当性,有効性を考察したものである。その結果,今後に様々の課題を残しながらも,NEW CEPプログラムの授業では,従来のCEPプラグラムの授業より学生の学習意欲が高まり,より自主的な授業展開が見られ,NEW CEPプログラムの妥当性,有効性が実証されたものと考えられる。
- 平安女学院大学の論文
著者
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森 千里
平安女学院短期大学英語コミュニケーション学科
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伊藤 紀美江
平安女学院大学短期大学部外国語文化学科
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伊藤 紀美江
平安女学院大学短期大学部
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伊藤 紀美江
平安女学院大学短期大学部英語コミュニケーション学科
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