<原著>中小企業による座学連携の特性分析
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概要
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質問紙個票の統計分析に基づき,本稿は企業規模に応じて大学との連携の内容にどのような違いがあるかを分析した。主な結果は以下の通りである。第一に,中小企業は大学研究者とのインフォーマルなつながりを持っていないために,共同研究センターなどのリエゾン組織が中小企業と大学との連携に重要な役割を果たしている。第二に,中小企業は共同研究のようなインタラクティブなチャネルでなく,技術指導を通じて大学の知識を即時的な問題解決のために活用している。第三に,中小企業と大学との地理的つながりは大企業のそれと比較してよりローカライズされている。
- 日本獣医生命科学大学の論文
- 2003-12-01
著者
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