<研究ノート>ドイツにおける診療過誤と組織過失論
スポンサーリンク
概要
著者
関連論文
- 判決紹介 出産直後の妊産婦が出血性ショックにより死亡したことにつき、担当医に適切な輸液を行う注意義務違反があり、これが尽くされていれば救命された相当程度の可能性があるとして、1500万円の慰謝料等の支払が命じられた事例[大阪地判平成21.3.25]
- 産科医療補償制度における課題と展望
- 複数の医療過誤の競合 : 福岡高裁平成一八年七月一三日判決を契機として
- 民事判例研究(855)拘置所に勾留中の者が脳こうそくを発症し重大な後遺症が残った場合について、速やかに外部の医療機関へ転送されていたならば重大な後遺症が残らなかった相当程度の可能性の存在が証明されたとはいえないとして、国家賠償責任が認められなかった事例(最高裁判所第一小法廷平成17.12.8判決)
- 民事判例研究(870)チーム医療として手術が行われるに際し、患者やその家族に対してする手術についての説明を主治医にゆだねたチーム医療の総責任者が、当該主治医の説明が不十分なものであっても説明義務違反の不法行為責任を負わない場合[最高裁判所第一小法廷平成20.4.24判決]
- 民法 (判例回顧と展望 2007)
- 「相当程度の可能性」をめぐる混迷 : 下級審裁判例の動向を中心に
- 判例紹介 担当医の過失に関する認定判断に際しての経験則違反[平成19.4.3最高裁判決]
- 法益としての「相当程度の可能性」
- 医療機器事故と危険責任
- ドイツにおける診療過誤と組織過失論
- 診療契約の構造(二・完) : ドイツの議論を手がかりに
- 診療契約の構造(一) : ドイツの議論を手がかりに
- 判例紹介 精神神経科医師の言動とPTSD発症との因果関係[最高裁平成23.4.26判決]
- 民事判例研究(910)適切な医療行為を受ける期待権の侵害のみを理由とする整形外科医の不法行為責任の有無[最高裁平成23.2.25判決]
- 産科医療補償制度における課題と展望