<講演>写真で見るアメリカ
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概要
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講演, Lecture1999年10月22日(金)、アメリカ研究所は、イェール大学教授アラン・トラクテンバーグ(Alan Trachtenberg)氏を迎え、明徳館一番教室で、「写真見るアメリカ」と題する公開講演会を開催した。教授は、Brooklyn Bridge: Fact and Symbol (1965)やIncorporation of America: Culture and Society in the Gilded Age(1982)、Reading American Photographs:Images as History, Mathew Brady to Walker Evans(1989)等の著作で有名なアメリカ研究の碩学で、神話・象徴学派の伝統を継承するとともに、アメリカ文化研究のテキストを文学作品や歴史的文献資料から建築、写真へと拡張していった点に大きな功績がある。 トラクテンバーグ教授の同志社訪問は、今回が3度目で、10月10日から2週間、短期招聘教授としてアーモストハウスに滞在され、大学院アメリカ研究科の院生の指導にあたっていただいた。さらに、10月18日には、アメリカ研究所のアウトリーチ・プログラムとして、東京アメリカンセンターでも公開講演会が開催され、昨年来、継続して行われてきたアメリカ研究所40周年記念行事を締めくくるにふさわしい訪問となった。
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