円柱のまわりの稀薄な気体の流れ
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概要
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アルゴンガスを用いて,レイノルズ数が数10程度,クヌーセン数が1前後,マッハ数が1.5程度の稀薄な弱く電離した気体の流れを作り,その中におかれた円柱のまわりの電位分布,荷電粒子の密度分布を単静電探針を用いて測定した.また,円柱に一定の電位を与えた場合および流れの場に一様な磁場を与えたときのこれらの分布の変化を測定された.この結果,連続流体としての特徴である衝撃波は表われず,円柱の上流と下流での密度差が観測された.また円柱の肩付近では,密度,電位共に低くなった.電場の磁場が荷電粒子に与える効果は電解気体の粒子理論の与える推測に近い結果を示した.
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