X線天文学における二次元像合成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
X線天文学において,X線源の位置決定,拡がりめ程度を調べるのにModulation Collimatorが使われてきた。高角分解能をもつ一次元Modulation Collimatorを使って,拡がったX線源の二次元像を得る方法について述べる。S/N比をよくすること,および作成上の容易さの点から二次元Modulation Collimatorより一次元Modulation Collimatorを使った方が観測する上で有利である。ここでは一次元Modulation CollimatorのScanにより得られる多方向の一次元像から,二次元の像を合成する問題を数学的に一般化して取り扱うことにする。
- 宇宙航空研究開発機構の論文