<論文>金属のクリープ
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概要
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この理論は転位論を基礎として,速度過程論.回復論等の概念を考慮した遷移から定常に至る領域のクリープ理論に関するものである.ここでは,クリープでのポテンシャル障壁を加工硬化即ち転位密度の関数として導き,クリープ法則即ちクリープ速度と応力,温度などの関係を導いた.このクリープ理論を基礎として,三次元応力状態下での応力ーひずみ関係式を導き,特に加工硬化特性がひずみのべき法則で表わされる場合について示した.更にグリープを伴う場合の一般的な変分原理を論じた.最後にこの変分原理の実際応用として,柱のクリープ座屈,回転円板の定常クリープ等の具体的な問題を極めて厳密かつ簡単に解いた.
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