集合住宅におけるコージェネレーションシステムの導入可能性に関する研究
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概要
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経済性を評価基準とした簡易手法を用いて,集合住宅におけるコージェネレーションシステム(CGS)の導入可能性を検討した。導入可能性の判定基準は建物個々の経済的与条件によって異なるので,ここでは対象建物に導入し得るCGS規模(目標とした単純回収年数以内で,かつ,省エネルギー性のある最大エンジン容量)として表現した。集合住宅の場合,電力負荷が比較的小さいために大容量の導入は期待できないが,給湯負荷が年間を通じて安定してあるために,CGSに比較的有利であると考えられる。商用電力と系統連系して24時間稼働した場合には導入可能性が高く,その時に導入することが可能な規模は一般的なコストで最大電力負荷の1/4〜3/4であった。
- 1992-07-31
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