LIFE「環境学習」における酸性雨調査の取り組み : 総合的な学習を環境教育の実践から考察する
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概要
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21世紀に向けての中学校新学習指導要領では, 生きる力としての「生徒の問題解決能力の育成」に重点が置かれた。中でも今回の改訂の柱とも言える「総合的な学習」では, 教科学習で学んだ力を生かして未知の問題を見つけ, 解決方法を追求する実践が求められている。当校の総合的な学習(LIFE)における「環境学習」では, 生徒が「自然を体験し」, 「現在の状況を知り」, 「環境のために行動する」という3つの視点を重視してきた。実践の特徴としては環境教育においてインターネットを活用することで, 生徒の能動的な態度を引き出してきている。また, 生徒主体の活動として環境問題をテーマにした課題研究に取り組み, 環境を生徒の視点でとらえ, 解決方法を考えさせる実践をおこなっている。本稿では, 1995〜1999年度の中学校2年LIFEの「環境学習」における酸性雨調査を中心とした環境教育の実践をもとにして, 総合的な学習を実施する上での視点について考察する。
- 広島大学の論文
- 2000-03-18
広島大学 | 論文
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