日本のコモリグモ IX.オオアシコモリグモ属 : amentata-group
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概要
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日本から得られたPardosa属,amentata-groupに含まれる17種の再記載を行った。それらの種は以下のとおりてある。Pardosa lugubris(Walckenaer) (エゾコモリグモ),P. lauraKarsch(ハリゲコモリグモ),P. akuraria Tanaka (イナダハリゲコモリグモ),P. diversaTanaka (ハタハリゲコモリグモ),P.hokkaido Tanaka et Suwa .(キタハリゲコモリグモ),P. yamanoi Tanaka et Suwa (テジロハリゲコモリグ`モ),P laevitarsis Tanaka et Suwa(タテスジハリゲコモリグモ),P. brevivulva Tanaka (ヤマハリゲコモリグモ),P. gramineaTanaka (クサチコモリグモ),P.hedini Schenkel (カラコモリグモ),P.takahashii(Saito)(スナハラコモリグモ),P.jambaruensis Tanaka (ヤマバルコモリグモ),P.oriens (Chamberlin) (ビガシコモリグモ),P. psedoannulata (Bosenberg et Strand) (キクズキコモリグモ),P. herbosa Jo et Paik (ヒメコモリグモ),P. amamiensis (Nakatsudi) (アマミコモリグモ),P. hortensis (Thorell) (シマコモリグモ)。これら17種のうち,2種(P. amamiensisとP. hortensis)を除く15種の検索表がつけられている。 本論文において,初めて,Bosenberg and Strand (1906)によって発表された,LycosainnominabilisとL. subtarentulaを,Pardosa pseudoanulataのシノニムとして扱った。また. Donitz and Strand (1906)によるTarantula palusをPardosa lauraのシノニムとして扱った.更に,Nakatsudi (1943)によるLycosa amamiensisをPardosa属に転属した。
- 園田学園女子大学の論文
- 1993-01-31
著者
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