<論文>介護福祉士養成における対象者理解の視点
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概要
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介護保険の導入等により介護の質が益々問われる時代となる。介護サービスの質的向上は大きな課題であり,介護保険の行く末を大きく左右すると考えられる。複雑化する介護ニーズに,介護福祉士たちが対応しうる能力を身につけ専門的知識や技術を向上させていくためには,介護福祉援助能力の土台が形成される時期である介護福祉士養成校時代での教育も重要となる。介護福祉士の援助が,利用者個々の人権を尊重した介護支援となっていくためには,利用者及びその生活を的確に捉える事から始まり,介護福祉援助の必要性を見いだす能力が必要となる。平成12年度より介護福祉士養成のカリキュラムが改正されるが,現行の介護福祉教育を振り返る事により,介護福祉援助の対象者を理解する為の視点について考察した。
- 東洋大学の論文
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