末梢神経慢性伸張における神経細胞体の病態
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概要
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原著論文家兎の大腿骨に創外固定器を装着し,1日4.0mm(4mm伸張群),2.0mm(2mm伸張群)および0.8mm(0.8mm伸張群)の速度で延長することにより坐骨神経を30mm伸張した.伸張終了直後,伸張終了後3週および8週の時点で評価して坐骨神経を切断した切断群も同様に評価した.又,免疫組織染色により神経突起先端の成長円錐の構成蛋白である成長関連蛋白43(GAP-43)および神経突起の伸張を促進する神経ペプチドであるニューロペプタイド-Y(NPY)の陽性細胞率を検討した.その結果,末梢神経慢性伸張による軸索障害に対して神経細胞体は伸張速度に応じて再生に必要な蛋白合成を行っていることが判明した
- 金沢大学の論文
著者
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