半月体形成性腎炎におけるp38 mitogen-activated protein kinaseの意義
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概要
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原著論文ヒト半月体形成性腎炎の発症・進展における,p38MAPKリン酸化を介した活性型NF-κB及びMIP-1a発現の意義と,ラット実験半月体形成性腎炎モデルにおけるp38MAPKリン酸化抑制効果を検討した.その結果,ヒト半月体形成性腎炎において免疫組織学的にp-p38MAPK及び活性型NF-κB発現を糸球体半月体形成細胞細胞核に確認した.更にその他の実験により半月体形成性腎炎の発症・進展にp38MAPKリン酸化を介した活性型NF-κB及びMIP-1a発現の重要性が示され,加えてp38MAPKリン酸化制御が半月体形成性腎炎の新しい治療標的分子となり得ることが示唆された
- 金沢大学の論文