「ファレサアの浜」のタブー : 世紀末における非西洋人との関係
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概要
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ロバート・ルイス・スティーヴンソンは晩年をサモアで過ごし、南海の見聞を題材にした、いわゆる南海小説(South Sea Fiction)を残している。なかでも『島の夜の気晴らし』(Island Nights' Entertainments,1893)に収録された中編小説「ファレサアの浜」(The Beach of Falesa)は当時の批評家から高い評価を得た。スティーヴンソン自身もシドニー・コルビンに宛てた書簡の中で、「ファレサアの浜」が従来のロマンスとは一線を画した作品であることを述べている。
- 金沢大学の論文
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