葦の海の奇跡物語 : 〜エジプトから荒野へ〜 1
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概要
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自由論文「出エジプト記14章1節からはじまる葦の海の奇跡物語は、聖書の中でも劇的で、力強く、そして印象的な物語の一つである。キリスト教信仰においても、深い意味のある物語として扱われてきたことは否めない。しかしながら、このような葦の海の奇跡に重要性が見出される一方で、この物語に関する研究は行き詰まり、この物語の本来の意味を見出すことができなくなっているのが現実である。本論文では、葦の海の奇跡物語に関する研究史をまとめ、問題点を明らかにする。イスラエルの歴史においてこの物語が果たす役割と、聖書を生ける神の言葉として読む現代の私たちに示されている意味を考えるものである。」The miracle of the Reed Sea is one of the most dramatic and impressive story in the OT. It is treated the most important story on the faith of the Christianity. But the study of this theme has lost its way now. Introducing the study of this traditon and picking up the problems on each theory would help us know the real meaning of this story.
- 大阪女学院大学・短期大学の論文