国語学力の構造的把握の試み : - 学力評価と学力伸長の方法を求めて -
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概要
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「何(内容)を,どうする(方法)ことができる」力を「国語学力」とすべきか。その力を明らかにすることが,『国語=曖昧』,『国語は先生の勝手で授業が進められている』という評価を打ち破る道である。指導者の立場からすれば,生徒に,何らかの指導を行い,何らかの国語学力を身につけさせるのが国語の授業の目標のはずである。こう考えると問題になるのが,「どのような力を,どのような基準,方法で評価し,どのような方法で身につけさせるのか」ということである。そこで,国語学力の構造的把握を試み,その成果をもとに学力を評価し,伸長させる方法を明らかにすることにつとめた。A student's words are influenced by the teacher's words and vice versa. Moreover, hisher opinions are affected by the other students' words. Therefore, it is important for the student's development in the Japanese language learning that the teacher should clarify in his class and the tests whose words are chosen to use in the process of the student's creating hisher own words.
- 大阪教育大学の論文
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