マレーシアにおける留学形態の多様化と現状
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概要
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マレーシアは、欧米諸国に留学生を送り出してきただけではなく、「ルックイースト政策」のもとで多くの留学生を日本に送り続けてきた留学大国である。その数は、国内高等教育機関進学者数と外国の高等教育留学生数が同等と言われるほどに増していった。しかし、1997年の経済不況以降、マレーシアからの留学生数は減少し、留学の形態自体も見直されている。現在マレーシアは、東南アジアの教育センターとなるべく国内の高等教育機会増進に努め、外国大学の教育参入にも好意的である。そんななか、日本の私立大学連合が、マレーシアの高等教育機関とツイニングプログラムという新たな留学生受入政策を開始することになった。本稿では、このような高等教育の国際化が進むマレーシアでの留学形態の多様化を取り上げ、その現状と課題についてまとめた。
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