I.・ニュートン『プリンキピア』の「一般的注解」の訳と解説
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概要
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ニュートンの『プリンキピア』の巻末に付けられている「一般的注解」は、それが力学だけでなく神学や哲学や倫理学等、広範囲の諸問題とつながる内容をもつため、日本においてこれまで完全な訳がなかった。 ここにラテン語原文からの正確な訳を試み、また詳細な注によって解説を加えることで、17世紀科学革命の完成点といわれるこの著作を、彼自身がどのように見ていたかを明らかにした。 そこで彼は、人間一般の知的な営みの中に『プリンキピア』的方法論を位置づけながら、近代科学的思考が神学に基づいていることを主張している。
著者
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