<論文>21世紀に向けて挑戦する中国企業経営研究
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概要
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1979年以来, 中国は改革・開放政策を打ち出し, 社会主義計画経済にかわって社会主義市場経済における現代企業経営システム・モデルの構築に取り組んできた。中国における企業経営をみるとき三つの企業セクターがある。一つは全産業において従来大きなウエイトを占めていたが, 国民総生産に占める比重を大幅に減退し, しかも赤字企業が四割台もある国有企業群, ついで農村地域から発生した, 経営自主権を持った中国特有の中小企業群である郷鎮企業で高い成長性を誇り国民総生産の三分の一を占めるに到った。三つ目が, 外資の独資あるいは合弁による三資企業でこれも高い成長性と収益性の可能性をもっている。筆者は経営経理研究所の研究助成をうけて中国企業経営研究に着手したが, 本論文はその三つの企業セクターについての調査と研究の成果の一部を発表すること, そして今後の調査研究方向を自らにコミットメントしたもので, 全力を挙げて研究に打ち込む決意である。
- 拓殖大学の論文
- 2000-03-30
拓殖大学 | 論文
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